合格体験記

【合格体験記⑤】働きながら公認会計士を目指す【短答式試験に向けた戦略と短答模試】

こんにちは!

働きながら公認会計士試験合格を目指す体験記シリーズPart5です。

今回は短答式試験に向けてどのような学習戦略を立てたか、はじめての短答模試の結果についてお話します。勉強時間があまり確保できない人の参考になれれば幸いです。

 

前回までのあらすじ

仕事と両立しながら公認会計士を目指すことを決意した私は意気揚々と東京CPAの通信講座に申し込みました。会計士講座の膨大な勉強量に圧倒され、3か月で挫折。その後、辻井伸之さんの動画に勇気付けられ、勉強を再開。勉強時間を確保するための職場環境の改善に取り組みました。前回のリンクはこちらからどうぞ

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12月短答まで7か月、まだ1科目も終わっていない

5月でした。

12月短答式試験まであと7か月というところで私は焦っていました。

まだ、1科目も受講が完了していません。

当時の講義受講状況はこのような感じです。

科目 受講済/総講義数
簿記 41/55
財務諸表論 10/33
管理会計論 20/35
監査論   6/29
企業法   6/32
合計 83/184

あと7か月で101講義を受けて、都度復習し、答練を受けて、直前対策をしなければなりません。苦しい状況です。

なぜこういう状況になっていたかというと、

簿記がとにかく重かったからです。

簿記で足踏みしている間に他の科目が進まないという状態に陥っていました。

ただ、簿記はすべての基礎になるので、無下にすることができないというジレンマに陥っていました。

 

理論科目優先で得点を伸ばす戦略にチェンジする

さすがにこのままではまずいと思い、予備校に泣きつきました。実際の質問はメールでしています。

私「あと7か月なのに、まだ簿記も終わってないし、正直、間に合う気がしません」

予備校からはこのような回答が来ました。実際にはもう少しマイルドな表現です。

ひとまず時間のかかる計算科目は後回しにして、理論科目を優先しましょう

もちろん、基本的には計算科目で基礎を固めた方がよいのですが、時間がない私にとっては、理論科目を優先的に伸ばした方が短答式試験の合格確率は高くなるという判断だったのだと思います。※このあたりは個人の状況によりけりなので、必ず予備校の先生に相談されることをおすすめします。

この経験からいえることは、ひとまず勉強の進め方に不安があったら、予備校の先生に相談しようということです。

予備校の先生は何百人もの受験生を見てきています。私には想像もつかないほどのナレッジをため込んでいるはずなので、予備校にはどんどん頼ってよいと思います。もちろん、最終的に責任を取るのは自分です。助言をすべて鵜呑みにせずに、自身の状況に照らしてどうすべきかを自分で考えて決めることが大切だと思います。

何としても先に計算科目をやらなきゃと固執していたのですが、先生の言う通りもっと柔軟に考えてもよいのかなと思いました。

 

短答式試験までの学習計画をたてる

先生にアドバイスをもらった私は、残り7か月間の過ごし方を決めました。

科目
6月~7月 簿記と財務諸表論
8月~9月前半 企業法
9月後半~10月 監査論
11月前半 管理会計論(上級)
11月後半~12月(本番まで) 直前対策、模試

このような感じです。

ちょっとでも遅れると本番に間に合わず試合終了なのでギリギリの勝負です。

 

理論科目の勉強のポイントは趣旨を理解すること

理論科目についてどのような点に着目して勉強したかについて触れていきます。

短答式試験では財務諸表論、管理会計論の一部、企業法、監査論が理論科目です。

共通していることとして、短答式試験で問われるのは各論点のであるということです

じゃあ、結論だけ覚えればいいのかと思われるかもしれませんが、
 
背景や趣旨も含めてちゃんと理解するようにしました。
 
なぜかというと趣旨を理解した方が、試験の時に結論を忘れても、その場で結論まで導くことができるのと、理由を理解した方が、覚えやすいからです。
 
「どうしてそのような結論になったか?」をちゃんと理解しないと、ひたすら暗記するだけの苦痛な作業になってしまいます。
 
 

趣旨を理解することは覚えるための近道だと思います。

11月初旬で全科目インプット完了

11月の初旬になりました。

ここまでで、奇跡的に計画通りに受講が進みました。

インプットに必要な期間の目安としては、財務諸表論が2か月程度企業法と監査論がそれぞれ1.5か月程度でしょうか。

理論科目は、講義受講+復習+教科書についてる〇×問題を解くという流れで勉強を進めました。〇×問題はできなかった問題をチェックしておいて、後日チェックがついてるやつだけやり直します。

特に、理論科目については〇×問題が収録されているスマートフォンアプリがありましたので、それをインストールして、通勤や仕事の休憩時間にゲーム感覚で〇×問題を解いていました。隙間時間が1分でも無駄にならないように勉強します。

理論科目には計算演習がなく、復習もそこまで時間がかからないので計画通りに進捗できたのかなと分析しています。またこの時期は仕事量もある程度コントロールできるようになり、毎日3時間ほど安定して勉強時間を確保できたことも大きいです。

なお、全科目インプット完了と書きましたが、簿記は依然として特殊商品売買を中心に10コマくらい講義が残ってましたが、思い切ってスルーすることにしました。

 

第2回短答模試を受験する

短答模試は全部で3回ありました。

第1回は10月末にあり、まだ監査論のインプットが終わっていなかったので、パスしました。

第2回は本番3週間前の11月12日でした

通信講座受講生でも予備校の校舎で受験できますが、私は模試は自宅で受けて、回答を予備校に送りました。

結果がこちらです。ドン!

 

合計得点は、64.6%です。本試験の合格点の目安は70%なので、合格水準にはまだ足りないですが、意外とできたなと思いました。

ちなみに、本試験の得点目標はこんな感じです。

科目 得点
監査論 90/100
企業法 90/100
管理会計論 60/100
財務会計論 120/200
合計 360/500(72%)

まず理論科目である監査論と企業法をエースとして90%を狙い、計算科目(管理と財務)は手堅く60%を取る。合計で70%をちょい上回るようなイメージです。

なので、これからは計算科目は現在の得点力をキープして、理論科目を積極的に伸ばしていこうと思いました。

 

第3回短答模試 監査論がまさかの・・・

第3回短答模試は本番2週間前の11月26日です。

監査論は事前に過去問を解いたところ、90%取れていたので、自信満々で臨みました。

結果がこちらです。

 

合計得点が70%こえてますね。

なぜか計算科目ができています。

でもあれ、、、監査論、50%ってなんで・・・

正直この模試の結果はよくわかりませんでした。計算科目がよくできたのはマグレだと思いましたし、得意の監査論が50%しか取れていないのはちょっと信じられませんでした。

何はともあれ、直前期がやってきました!

今回はここまでです。

次回は短答試験直前期~短答式試験結果発表編です!

 

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