合格体験記

【合格体験記①】働きながら公認会計士を目指す【予備校選びまで】

こんにちは!

働きながら公認会計士を目指すことについて、不安に思う方や悩まれている方が多くいらっしゃると思います。私も働きながら勉強をはじめたのですが、はじめは「本当に合格できるのか?」といった疑問や、「どのくらいの期間や費用がかかるだろう?」と毎日不安になりました。そういう方のために役立てるように、筆者の合格体験記を紹介します。

また、公認会計士を実際に目指している方にも役に立てるように、本試験に向けてどのように学習戦略を立てたかについて、今後記事にしていく予定です。

まず、初回は公認会計士を目指し始めてから予備校を選び、勉強を始めるまでのお話です!

公認会計士を知ったきっかけ

筆者が公認会計士を目指し始めたのは26歳の冬でした。社会人2年目~3年目にかけてです。

新卒の頃の刺激もなく、弾力のない毎日を過ごしていました。

燃えるような目標が欲しいという願望と、このままこの職場にいても何一つ明るい将来が見えない絶望感にさいなまれていました

その頃、友人が仕事を辞めて公認会計士試験の勉強に専念するという話を聞きました。

公認会計士ってそんな難しい資格なの?と疑問に思い調べてみたのが最初のきっかけです。

独占業務という響き、そして会計監査だけではなく、経理業務やコンサルティング業務、税務業務も行うという幅広い選択肢があるのがいいですね。

私はこれしかないと公認会計士に活路を見出しました。

専念か?働きながらか?

公認会計士に俄然興味が湧いてきた私でしたが、決めるべきことがあります。

仮に目指すとしても専念するか、働きながら勉強するかの2択を選ぶことです。

公認会計士試験に合格するまでには3,500時間はかかると言われています。

毎日3時間コンスタントに勉強しても丸3年間はかかります。

働きながら公認会計士を目指すのは無謀な挑戦と言われます。

【社会人受験生】働きながら公認会計士を目指すのは無理か?【合格率3.8%】

一方で、安定的な収入を得られる仕事を辞めて失敗したらどうしよう・・・という恐怖もあります。

社会人受験生がまずはじめに悩むポイントですね

しかしながら、私には「働きながら勉強」の一択しかありませんでした

理由は至ってシンプルで経済的余裕がないためです。

やっぱり働きながらでも合格できるかは不安になるポイントですよね?

さらに調べていると、ほとんどの人は予備校に通っていることがわかりました。

まずは五大予備校に資料請求してみた。

そこで、まずは各予備校(CPA、大原、TAC、LEC、クレアール)に資料請求をしてみました。

予備校からは続々とパンフレットが届きます。

紙で来たパンフレットに色々と書き込みをしていると、公認会計士になるイメージがもりもりと膨らんできます。各予備校の比較もできてよいです。

だんだんテンションがあがってきます。

クレアールは資料請求するとおまけにをくれたります。

※TACだけが赤いのに深い意図はありません。なぜかTACだけ青いボタンがうまく表示できないんです。

 

予備校の先生に直接聞いてみた。

パンフレットを読んだはいいものの、まだ疑問は解決していません。

本当に働きながら勉強して合格できるのか?、どのくらいの勉強期間で受かるのか?20代後半で初めても遅くないのか?就職は大丈夫?など疑問は尽きません。

そこで、予備校の先生に直接話を聞くことにしました。

私がまず話を聞きにいったのが東京CPA会計学院です。

学生時代通っている友人が多かったので、なんとなく存在は知っていました。

CPAに電話をしたところ、個別相談という形で講師の方に直接お話を伺うことになりました。

当時の会話を再現しました。※:2016年2月のお話です。

私
実際、働きながらでも合格できるでしょうか?

 

講師
講師
最近は社会人で目指している方も多くなっていますし、実際に合格される方もいます。

 

私
合格するまでにはどのくらいの期間がかかるでしょうか?

 

講師
講師
どのくらい勉強に時間を割けるかによりますが、働きながらであれば最低でも2年くらいはかかるかもしれません。

 

私
短答式試験に働きながら10か月で合格できますか?

 

講師
講師
なるほど・・・チャレンジングな目標ですが、不可能ではないと思います。

 

私
2年後の合格を目標とする場合、監査法人への就職が20代後半から30歳になってしまうのですが、今(2016年)の就職状況を教えてもらえますか?

 

講師
講師
最近はどの監査法人も人手不足の状況で売り手市場(就活者有利)が続いています。この傾向は当分は続くと思いますので、少なくとも30代前半であれば問題ないかと思います。前職経験もおありですしね!

 

私
なるほど、、、勉強になります!!

今考えれば、予備校の講師は受験生を集めるのが仕事なので、不利なことは言わないですが、背中を押された私は働きながら公認会計士を目指すことを決意しました。

実際に短答式試験に合格したのは2年半後の2018年8月でした。監査法人への就職に関して、合格当時は30歳になる一歩手前でしたが、講師の言った通り売り手市場であることは変わらず、エントリーしたすべての法人で内定を頂きました。現在の就活のトレンドですが、2021年現在では2018年よりも若干買い手市場(法人有利)に傾きつつあります。

 

 

 

予備校 OR 独学?

公認会計士を目指すことを決意しましたが、その次の論点となるのが、予備校の講座を受講するか、独学かという点かと思います。

公認会計士の予備校講座は25万円~70万円と高額です。また、講義の時間だけでも余裕で1,000時間を超えます。そのため、独学で勉強した方が費用も安く済み、かつ自分の進めたいように学習ができるので効率も勝るのではと思われる方も多いと思います。

この点について、私はあまり迷わず予備校の講座に申し込むことにしました。理由は以下の通りです。

  1. 公認会計士試験向けの市販の教材がない
  2. 予備校では頻出論点に絞った学習が可能
  3. プロの講義を受ける方が論点についての理解が容易であるため
  4. 不明点・疑問点を何度でも質問できる
  5. 学習の進め方についても合格者からの的確なアドバイスがもらえる
  6. 論文式試験の答練などは非常に丁寧な添削をしてもらえる

これらを考慮すると、予備校の講座を受講した方がよいと判断しました。

予備校は東京CPA会計学院にしました。

パンフレットを読んでみた感じ、どこも良さそうではあったのですが、

CPAは講師の方が直接親身になって相談してくれた点が最もよかったです。

「あー・・・ほんとに始めるんだな・・・」と覚悟したのを覚えています。

予備校についてははこちらの記事(【大手5校を徹底比較!】社会人が通いやすい公認会計士予備校はどこ?)で紹介しています。

 

 

学習スケジュール

CPAに申し込んだので、テキストを待っているまでの間、合格に向けてやる気に満ち溢れている私は以下のように学習スケジュールを立てました。

勉強開始日 2016年3月
短答式試験
合格目標
2016年12月
論文式試験
合格目標
2017年8月

当時は真剣に9か月間で短答式試験に合格し、あわよくば翌年8月の論文式試験に合格する気でいました。

ちなみに短答式試験科目の講義回数は205コマあります。1講義につき3時間です。
9か月間(およそ270日)なので、1日1コマのペースで消化できれば70日余るので、死ぬ気で頑張れば何とかなると思っていました。

短答式試験科目の講義数はこちらの通りです。

科目 講義回数
簿記入門Ⅰ 7
簿記入門Ⅱ 6
管理会計入門 8
管理会計 中級 20
財務会計 中級 22
財務諸表論 中級 10
監査論 中級 6
企業法 中級 6
管理会計 上級 15
財務会計 上級 33
財務諸表論 上級 23
監査論 上級 23
企業法 上級 26
合計 205

 

まとめ

 
今回は公認会計士を目指し始めてから予備校を選び、学習計画を立てるまでのお話でした。
 
次回は簿記3級の勉強を始めてから、会計士試験講座を受けるまでのお話を書こうと思います。

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