修了考査

【修了考査】本試験の感触と実際の評価の関係

修了考査を受けてきました。

オーバーオールな感想は以下の記事に書いていますのでこちらをご参照ください。

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今回は科目ごとに、本番の感触と実際の評価との間にどのような差異があるか興味がある方のために、科目ごとの感触(感想)と実際の評価をまとめました。
()内に感触としての自己評価と、実際の評価を書いています。

A:70%以上、B:60%以上70%未満、C:50%以上-60%未満、D:40%以上-50%未満、E40%未満です。B以上が合格点です。

なお、修了考査の過去問は以下リンクよりダウンロード可能です。

修了考査過去問

 

会計実務(感触C、実際A)

トップバッターは会計実務でした。最初からラスボスって感じですね。

第一問は予想通り連結総合問題でした。しかし、昨年度までと毛色が異なります。

連結精算表を解かせる問題がない!そして、中問が9問もありました。

記念すべき問1はストック・オプションです。ストックオプション、過去7年出題実績がありませんでした。ちなみにCPAは答練で出題しています。CPA、なかなかやりますね。

その後は、問2 基本的な連結修正仕訳、問3 OCIに係る連結修正仕訳、問4 組織再編の取得原価について(難問)、問5セグメント情報、問6 追加取得 、問7減損損失(IFRSあり)、問8留保利益に係る税効果会計、問9 連結C/F と続きます。

CPAは問8を除く論点を答練で出題しています。もちろんピタリと的中しているわけではありません。ストックオプション、セグメント、連結C/Fを答練で出題しているのは、予測の精度が高い証拠でしょう。

ちなみに問8は補習所のテキストにのっていました。実は補習所のテキストに掲載される例題は本試験でそのまま出ていたりします。その年のアツい論点は補習所のテキストを見ておくとよいかもしれません。

基本問題と、難しい問題が半々といったかたちでしょうか。しかし、ボリュームが多く、ペース配分をミスると、後半解く時間がなくなりそうです。

第二問は中問が5問。問1 税効果、問2 無対価の吸収分割、問3企業結合(IFRSあり)、問4 収益認識基準(JGAAP)、問5 自社株式オプションというラインナップ。どれも歯ごたえのある問題です。

CPAが答練で出題していない論点は問5くらいでしょうか。問2は無対価ではなかったですが。

収益認識基準はやっぱり出たかという感じですね。今後も重要論点であり続けるでしょう。IFRS15は出ませんでした。勉強したのに。あと、CPAがゴリ推ししていたIFRS9もでませんでしたね。残念。令和4年あたりででるかもしれませんね。

気をつけた点は、①ペース配分②わからない問題でも粘って何か考えて書くですね。これはすべての科目でもいえることですが。

時間は3時間ありますが、とにかく問題のボリュームが多く、難問も含まれているので、うっかりしていたらすぐ時間が足りなくなってしまいます。

答練のときにやってて思ったのは、第一問で1時間半、第二問で1時間半とざっくり決めてやると、1時間半経過後に第一問が全然終わってなくて、ついつい延長しちゃうんですよね。

そうすると、第二問の解く時間が短くなって、結果全然終わらないという感じになっちゃいます。

なので本試験では、最初に中問を数えて、中問1つあたり何分と決めて解きました。

そして1問解くごとに残り時間を残りの中問数で割って、また中問1つあたりの時間を決めて解くといった感じで、マラソン選手のごとくシビアにタイムキーピングをしていました。

時間管理がなによりも重要で、一見わからない問題でも何かしらひねり出して解答欄を埋めるというのが大事だったのかと思います。

 

監査実務(感触C、実際A)

あまり難しい問題は出なかったように思います。

しかし、ボリュームがめちゃくちゃです。

監査実務も3時間ありますが、完全記述の小問が27問、、、。

これも会計実務と同様にガチガチに時間管理しながら解きました。

監査意見日にマネージャーから数分ごとにフォローされながら、監査調書をがりがり書いているような錯覚に陥る、そんな試験でした。

とにかく時間との勝負です。素早く、しかし冷静に問題を読み解き、70%くらいで解答する力が求められます。手がプルプルになります。

良いボールペンを買っておいた方がよさそうです。

監査実務は答練や過去問演習でのアウトプット中心のトレーニングが最適だということを確信しました。間違っても監基法をぼんやりと眺めるといった勉強法に終始してはいけません。

 

税務(感触B、実際A)

第5問は例年通り、法人税と消費税からの出題がありました。

問題1の法人税は工事進行基準にからめた問題が出題され、結構難しかったです。法人税は得意としていましたが、思ったより解けなかった印象です。

問題2 消費税は例年通りでしょうか。満点も狙える問題です。

問題3は国際課税でした。このあたりはCPAの答練と講義で厚めに対策をしていたのでほとんど解けていると思います。

第6問は中問5問で構成され、問題1 グループ法人税制、問題2 組織再編税制、問題3 コロナ関連の税制優遇措置について、問題4 会社と個人の取引について法人税、所得税など多角的に問う問題、問題5 相続税でした。

問題3のコロナ関連の出題は解きづらい(というか知らない)ですが、そのほかは難しくはありません。しっかりと対策をしていれば解ける問題です。

しかし、わたしはペース配分を見誤り、問題5がほとんど解けませんでした。

 

その他(経営実務、倫理 感触・実際 A)

その他は特に難しい問題は出ませんでしたので詳細な説明は割愛します。

しっかりとインプットをして、答練をまじめに解いていれば十分合格水準に達することが可能です。感触、実際ともにA評価です。

修了考査はいかに会計実務、監査実務、税務で粘って得点できるかということに尽きますね。